はじめてであう小児科の本
自分の子育て中にこの本と出合い、子供が具合が悪くなると真っ先にこの本で確認し、時間がある時にはいろいろな内容を知識として取り入れ、本当に子育てのバイブルとして活用しました。友人にお子さんが生まれると、必ずプレゼントして喜ばれています。山田先生の、おおらかでありながら大事な所はきちっと押さえて伝えてくれる姿勢にとても共感しました。
最新育児大百科―新生児~2才これ1冊でよくわかる! (ベネッセ・ムック―たまひよブックス)
全体的にすべてがざっくりとした内容なので、
2歳までの育児の流れをつかむにはいいかもしれませんが、
実際困ったときには役に立たなさそう。
読み物として読む本だと思います。
母乳で育てている人の話ばかりなので、混合、完ミの人には情報が少ないです。
インフルエンザ・ワクチンは打たないで!
今年もインフルエンザワクチンの時期がきて、4歳になる娘に接種するかどうか迷っているときに、この本に出会いました。
私の疑問は、
1.インフルエンザワクチンって効かないらしい、という話を聞いたことがあるけど本当はどうなの?
2.副作用のリスクもあるが、そのリスクをとってまで、接種すべきものなのか?
3.インフルエンザ脳症などを予防(or軽減)するためには、ワクチンを接種しておいた方がいいの?
上記全ての疑問に対して、わかりやすく納得いく説明が書いてありました。
著者の母里啓子さんは、元国立公衆衛生院 疫学部感染症室長という立場にいた方で、いってみれば、この分野のプロ中のプロといえると思います。
その母里さんが、インフルエンザウィルスや、そのワクチンの製造法をわかりやすく説明した上で、インフルエンザのワクチンが効かない原因を解説してくれています。
また、インフルエンザ脳症の予防のためにワクチンを接種するという考え方が、いかに事実を捻じ曲げられて、ワクチンメーカーの都合のいい宣伝文句に使われているかがよくわかりました。
本書には、インフルエンザの効果をみるために行った実験の結果が、データなどと共に記載されています。また、効果がないという研究結果なのに、なぜか厚生(労働)省がその研究結果報告を捻じ曲げて、ワクチンの接種を推奨しているという実態があるようです。
著者のいいたいことは、タイトルどおり「インフルエンザワクチンは打たないで」ということですが、それを著者自ら行った研究および調査結果や、他の研究者の研究/調査結果などの事実から客観的に説明しており、信頼できると感じました。
私は、インフルエンザワクチンをうつ理由があるとしたら、以下の3つのような場合だと思います。
1.副作用のリスクをとってでも、ワクチンメーカーに利益を与えたい場合
2.現実やリスクを直視せず、とにかく国(厚生労働省)の意図に沿って行動すれば安心だと信じたい場合
3.事実から現実逃避して、「ワクチンをうてば、インフルエンザ対策になる」と信じたい場合
私は、この本を読んで、現実を知った上で、インフルエンザワクチン接種をどうするかを、自分で判断すべきだと思います。
世の中にはいろいろな情報が流れており、一部の(多くの)情報は、ある特定の人にとって都合のよい内容にバイアスがかけられており、事実と違っていることもあります。しかし、事実は、現場の人間がよくわかっています。この本は、現場の人間が書いた事実がぎっしり詰まっています。
自分の大切な子供に、ワクチンという劇薬を投与すべきかどうかを決めるときに、現場の人が語る事実は知っておいた方がいいと思います。
予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える (光文社新書)
やっとワクチンについて賛成とか、反対といった同じ目線レベルではない、メタレベルの本が出てくれました。
メタファーなどもつかっていて、読みやすく、分かりやすいと思いますので、ぜひワクチンに興味をもっている親御さんなどは読んでみてください.しかし、本当に読んでほしい人は読まないんだろうなあ・・・
僕が一番思っているのは、「ワクチンをやっても一定の確率で事故はある.ワクチンをなくしたら病魔は社会に広がる」という、どちらにせよ被害がおこるような事象に対して、社会はどのように受けとめるのがいいのだろうかということです。
コンピュータのプログラムをかくように論理的に考えるならば、これは計算すれば簡単に解決できます.モノで考えれば分かりやすいのですが1000万台のPCがあったとします.これにコンピュータウイルスワクチンを導入すると100万台に1台はワクチンソフトをインストールする人がコーヒーをこぼしてしまったり、電源に足を引っかけたりしてPCに害を与えるとします。ここではシンプルにするためにPCは二度と回復しないことにしましょう。
一方で、ワクチンをしないと、10%くらいのPCはウイルスにやられてデータが一部消えてしまったり、困った事態がおきるとしましょう。ここでもシンプルにするためにウイルスにやられたPCは二度と回復しないことにします。
どれだけワクチンにコストがかかるかにもよりますが、ウイルスワクチンを導入すれば、1000万台÷100万=10台のPCがおしゃかになります。導入しなければ1000万台x10%=100万台のPCがおしゃかになります。
これをみれば、ワクチンは導入するに決まってる!となるわけですが・・・問題はウイルスワクチンを導入したPCで壊れる10台のうちの1台があなたのかけがえのないPCだったらどうするか、ということなのです。
人はモノではないのです。しかし、ワクチン行政としては、人をモノとして予防政策を取っている。取らざるを得ない。どうやら、そこに現場の悩みが生まれてくる原因があるようです。
もう一つ。気になる点。
現在のワクチン議論では、ワクチンを打つ人、うたれる人の存在を抜きにして、ワクチンそのものの成分だけで議論がなされています。しかし、ワクチンの副反応&副作用をカウントするときに、ワクチンを打つ人、打たれる人の状態は大きく影響してくるのです。
たとえば、打つ人。医師だったり、看護士だったりしますが・・・医師は全国で25万人います。その中にはやっぱり、針のさし方が下手な人、乱暴な人、レベルが様々で存在しています。みな、一律にロボットのようにできればいいのですが、ピアノと同じでうまい下手があります。大人に上手でも子どもには不慣れだったり。そもそもBCGの打ち方学んでないだろう、というようなBCGの打ち方をしている子どもの腕を見かけることもあります。
打たれる人にも様々な事情があります。医師が注射をうっている間に子どもを押さえている手を終わったと勘違いして離してしまう人。ワクチンというより針恐怖症で失神をおこしてしまう人。何を注射しても腫れてしまう人。病気のせいでワクチンがうてない人。暴れてしまう発達障害の子ども。薬をいれなくたって針をさしたまま、腕をぐるぐる振り回されたら、そこが腫れてもおかしくありません。
実はこうした人間側のパラメータの方がずっとワクチンの副反応・副作用という数字に作用している可能性は大きいと思っています.もちろん、ワクチンの種類によってこの関与は大きく異なりますし、ワクチン製剤の影響がゼロというわけでは絶対にありません。
ワクチンの副作用・副反応の認識、定義、基準もはっきりしていません。現場の医師に任せています。医学的には関係なくとも、患者救済のお金が、目の前の患者さんに届くなら、と患者のおきた疾病とワクチンを関連づけてしまう医師も少なくないと思います.もし、私だったらそうしてしまうと思います.
まあ、例えるなら、月にプラスマイナス1秒狂うデジタル時計を買ってもらった人が、そもそも自分が30分とか平気で遅刻するくせに、それを棚にあげて、この1秒の狂いをなくすために電波時計を買い直したりすることにあくせくしてるのと同じように見えるのです。その前にやれることはもっとあるだろう、と思うこのごろです。
霊芝センダン葉のど飴
最近電車に乗ると、マスクもせずに、手でふさぐこともしないで
咳、クシャミをする人が結構いて、ちょっと危険を感じます。
そんな時には、1粒舐めます。
のどがちょっと変だなと感じる時にも、1粒か2粒を舐めます。
早めに舐めると結構予防になるみたいで、のどの異変も治まり、
助かっています♪♪