AB型のビルメンてるおくんのあっさり動画王国

ここを友達に教える
おすすめベスト10!
1.SABE
2.商品先物取引
3.Bar
4.BOOMER
5.水素
6.NEW:Z
7.The Ronettes
8.変人
9.RENAISSANCE
10.中止

i-mobile
11人いる! (小学館文庫) 萩尾SFの原点といえる作品。作者にはその後の作品にも「百億の昼と千億の夜」とか「スター・レッド」といった大傑作があるし、近年では日本SF大賞を受賞した「バルバラ異界」もあるが、私にとって萩尾SFといえば、やはりこの作品をまず思いつく。

内容は、主人公のタダトス・レーンたちが宇宙大学の最終試験に乗り込んだ宇宙船に、テスト生は10人のはずがなぜか11人いて、誰が11人目なのか、またその目的が何かが不明なまま様々なアクシデントに見舞われるというもので、今読んでも古さを感じさせない。まぁ、さすがに描かれている計器類には「旧式」の感があるが。(笑)

ただ他の人も書いているが、カラー・ページがすべて再現されている「パーフェクト・セレクション」の方が、ファンなら絶対「買い」だと思う。

ところでそろそろ作者には、初作の発表から既に30年以上経った今、タダやフロルたちの子供たちを主人公にした「新・11人いる!」を描いてくれてもいいと思うのだが。(子供たち11人でサッカー・チームを作る話じゃないよ(笑)、もちろん)

放浪 (旅学BOOKS) 同行したライターさんの文が主にページを占めていて所どころ(少ないわけじゃない)に窪塚さんの日記やポエムや写真が散りばめられている本。
後半に、ボリュームはちょっとですが不思議体験も書かれています。ライターさんの文章もわかりやすく窪塚洋介と行く旅行記として読むことでエジプト珍道中を追体験できます。窪塚さんが好きな人は読んでみてはいかがでしょうか?

ピエタ  皆さんすでにご存知のとおり,2012年4月10日(火)に2012年本屋大賞は,三浦しをんさんの『舟を編む』に決まりました。本書は10冊ノミネートされたうちの第3位でした。私が読了したのは9日(月)の夜。「これは大賞は無理だろうなあ」と思いました。
 ピエタと聞くと多くの方は,十字架から降ろされたキリストの亡骸を抱くマリアの彫刻や絵を思い出すでしょうが,本書の書名の「ピエタ」はそれを連想させつつ,バロック音楽の『四季』で知られる作曲家・ヴィヴァルディが関係したピエタ慈善院から取ったものと思われます。
 ヴィヴァルディが亡くなった後,訳ありの楽譜を探すという太い幹に,様々な人間模様がからんで面白い作品になっています。ヴェネツィアという町の描写も魅力的です(私は行ったことがないので本当に味わえたわけではありませんが)。でも,私が「これは大賞は無理だろうなあ」と思ったのは,編み物で言うとちょっと目が粗い感じがしたのです。登場人物の関係性をもっと濃密に最後まで表現するために,記述を増やすか登場人物を減らしてしまうかといったことも考えられたんじゃないかなあという気がしました。
 本屋大賞にノミネートされているのですから,当然,つまらない作品ではなく良い作品です。訳ありの楽譜の顛末は感動的です。

 なお,近所の書店で2012年の「本屋大賞」のノミネート作品がすべて陳列されていて,私がその中で最も美しいカバーで,かついい造本だと思ったのが本書。装画は君野可代子さん,装丁は池田進吾(67)さん。何すか? この(67) ってのはと思ってネット検索したら,事務所の名前だそうで「ロクナナ」(池田さんが1967年生まれだからと思われます)と読むそうです。私は制作したときの年齢を入れているのかと思ったらそうではありませんでした。製本は何と2011年第9回開高健ノンフィクション賞受賞作の『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』と同じブックアートさん。いい仕事してますねえ。上製丸背,しっかり仕上がっております。

☆人気サイトランキング☆

i-mobile

[ニュース|着メロ|SNS]
[動画|ゲーム|ヤフオク]
[便利|辞書|交通]
[ランキング|天気|メル友]
[占い|住まい|ギャンブル]
メル友募集掲示板☆
ケータイランキング!