地獄少女(7) (講談社コミックスなかよし)
今巻は、友情が描かれていたお話がありました。
私立中学に入り、クラスが離れ離れになった友達2人。
そして片方がいじめられているのを見て、助けてあげられず、
そして次は自分もいじめられるようになり・・・。
他にも、父が医者で虐待を受けていた女の子の話など、
その後を強く生きようとする姿勢が描かれていました。
骨女の過去の話も入っていました。
地獄少女はやはり、辛く悲しいお話が多いですが、
今巻は強く前向き生きようとしている女の子達が描かれていたので、
私はついその子達を応援したい気持ちになる、そんな巻でした^^
地獄少女 閻魔あいセレクション 激こわストーリー 影 (講談社コミックスなかよし)
地獄少女より「なかよしこよし」
「黒い赤うさぎ」
「テレビの中の女の子」
「しんちゃん」
「花少女」
「赤いちゃんちゃんこ」
「ゲームソフト」
読者から届いたハガキをもとにしたフィクション、という事で読んでみて「赤い黒うさぎ」がお気に入りでした。うさぎはさみしいと死ぬと私も聞いた事があります。本当がどうかは疑問ですが、それで怖い話がつくれるとは。愛情ではなく見栄で生き物を飼うと…という話しは目新しくはありませんが、うさぎと飼い主の女の子の心理描写はよく描けていて、結構怖かったです。動物って描くの結構難しいですよね。大まかに別けて3通りのうさぎの描き分けが上手だと思いました。
激こわというだけあって、どの話しも楽しめました。ただベタな気もしたので★4です。
ベスト・スピリチュアル100
時代ごとの宗教音楽の傑作選となっており、選曲がすばらしいです。知らなかった多くの曲を知るきっかけとなりました。
私がよいと思ったのは、《プーランク:われらは主をほめ、主を崇め〜グローリア ト長調P177より》、《ブリテン:羊飼いのキャロル(アカペラ・コーラスのための)》、《ロイド・ウェバー:ピエ・イエス〜レクイエムより》などです。
アンナ・マクダレーナの音楽帳
「音楽帳」の楽曲に加え、「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」などを加え、バッハ家の朝から夜までを再現、というコンセプトの演奏です。
トラジコメディアはすでに解散しましたが、ハープ、リュート(昔のギターのような楽器)、ヴィオラ・ダ・ガンバ(昔のチェロのような楽器)の異色の三人組です。
鍵盤曲を中心としたこの曲集には、「歴史的に正しく」はないのかもしれませんが、バロックの演奏習慣に従い、しかも堅苦しさのない、みずみずしい演奏です。
ハープのアンドリュー・ローレンス=キングは、現在は「ザ・ハープ・コンソート」を率いて活動している、異色の男性ハープ奏者です。この人のピアニッシモを駆使した演奏が本当に素晴らしい。
バロックハープは、今日のものより澄んだ、やや硬い音色で、ハープと聞いて思い浮かべるあの、悪い意味でのロマンティックな響きはありません。
「音楽帳」にも収録されている平均律クラヴィーア曲集1-1のプレリュードに加え、フーガもハープにより演奏されています。
鍵盤楽器でも難しいこのフーガを、トリプル・ハープという弦が三列に並んだ、バロック時代の特殊なハープで演奏しており、聴きどころの一つです。
レオンハルト盤 も良いですが、初めてこの曲集を聴く方には、録音も良く新鮮なこちらをお勧めします。
バッハの堅苦しいイメージがくつがえると思います。
不妊治療はつらくない―むだな検査や薬がふたりの赤ちゃんを遠ざける
ただでさえ不妊治療は不安なもの。その上現場では、実際にあまり丁寧な説明を受けないことが多い。この本は現在可能な不妊の治療方法について簡単なものからレベルの高いものまで網羅して書いてある。女性の生理、解剖学的なことも分かりやすく書いてあるので、不妊治療を受けようとする前に読んでおくと、治療の流れが分かり不安が軽くなる。著者の先生のクリニックの宣伝が多いが、他の病院で不妊治療を受けるときも十分助けになる本。